- 「ポケカのオリパは買わない方が良い？」
- 「転売に協力してしまうことになりそう…」
BASEやメルカリなどで販売している個人のショップからは買わないほうが良いです。
ポケカの転売や中古売買は公式に禁止されていません。しかし、オリパの当たり確率や、当選したカードが本当に発送されるかなどは、内容が不透明でリスクがあります。
当選したにも関わらずカードが発送されなかったり、発売後すぐに全口購入したけど当選しなかったなどの報告や口コミがあります。
オリパを買うなら、法人や大手ショップ、その中でも信用が高く長く運営しているお店から購入することをオススメします。
また、オリパには一長一短があり、購入をオススメできる人と、オススメできない人がいます。
- オリパをオススメできる人・・・リスクを理解してレアカードやBoxを手に入れたい人
- オリパをオススメできない人・・リスクや損は取らず、高額カードに納得して手に入れたい人
現在では、新品カードの供給量も安定していて、一般の方でも購入ができるようになってきています。
また、カード単体を選んで購入する”シングル買い”という方法もあります。
それでも、ガチャ要素があって、運が良ければ低価格でレアカードのお得感を独り占めできるオリパの魅力もあります。
そこで今回は、オリパを買わないほうがいい人と、買わないほうがよいオリパショップの見分け方について詳しく説明します。
・オリパや転売は違法ではないけど信用が大事
・安全なオリパショップを選ぶ5つの基準
・オリパ購入をオススメできる人、できない人
・ポケカオリパを購入する前に注意すべき３つのポイント
いまだに人気が伸び続けているポケカですが、同様にオリパの人気にも拍車がかかっています。
オンラインで派手な演出で楽しめるオンラインオリパも増えてきています。
さらに、在庫数が増えたことで価格も安定していて、当選確率も感覚的に上がっているように感じるので、この記事でオリパをオススメできる人に該当するならぜひ挑戦してみてください！
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ポケカのオリパを買わないほうがいい3つの理由
ポケカのオリパにはリスクがあります。
- 高額パックにおける中身の不透明性
- 悪質販売者による被害の増加
- 安価な300円パックでもリスクが高い
信用できるショップのオリパなら、購入しても問題ありません。
購入する場合は、それぞれのリスクを知り、対策を用意してから慎重に検討しましょう。
理由1: 高額パックにおける中身の不透明性
オリパの価格は数万円〜数十万円するものまで、高額なパックが販売されることがあります。
本当に表示されている当たりが出るかどうかは不明で、確認する方法も発売してすぐに全口購入するぐらいしかありません。
また、当たり以外のカードがどんなものが出るのかを明記されていることも少なく、中身が不透明なので購入するにはリスクがあります。
ただし、信頼できるショップの場合ははずれ保証や、最低どの程度の価格のカードが当選するか、さらに当たりの枚数まで明記されています。
オンラインオリパの場合は、オリパごとの画像にすべて書かれているので確認してから購入してください。
理由2: 悪質販売者による被害の増加
当たりが含まれていなかったり、購入したのにカードが送付されないという被害が報告されています。
棚に並んだオリパの当たり位置を身内に教えている場合もあるようです。
特に個人でオリパを販売している場合は注意が必要です。
X（Twitter）やメルカリなどに出品されているオリパなら、販売主の情報がわからない場合は購入しない方が良いです。
オリパは、中古カードの売買なので古物商許可証がなければ販売できません。古物商許可番号は法人や個人に対して割り振られているので、相手を特定することができます。
個人で販売しているオリパなら、名前や住所まで確認してから慎重に検討して購入すべきです。
理由3: 安価な300円パックでもリスクが高い
安価なオリパならハズレても数百円程度のリスクしかないだろう、と安いパックだからといって個人や出元のわからないショップから購入するのもおススメできません。
カードを購入して発送してもらう場合、相手が悪徳業者であれば住所や名前を知られるだけでもリスクがあります。
例え、300円で1000円以上の当たりを引けても、無許可で販売するような業者に個人情報を知られることは、どんな被害につながるかわかりません。
「個人からオリパを購入した」という過去を持つ人をリストにしている場合もあり、名簿を業者間で売買される可能性があります。
ドラマや小説のような話に聞こえるかもしれませんが、こうした事例は様々な業界で実際にあります。
現在、ポケモンカードの人気が高まっていることもあり、どんな業者が参入しているかわかりませんので、安いオリパだとしても必ず相手の情報を確認して購入してください。
そもそもオリパは違法ではないの？
オリパ自体に違法性はありません。ゲームや家電などの中古品売買の一つです。
ただし、中古品を取り扱うので、ショップ側は古物商許可証を所持している必要があります。
オリパを取り扱うショップは、店舗やホームページに必ず古物商許可番号が記載されており、番号をネットで検索すれば、許可証を持っている業者の情報を確認することができます。
当たりが入っているかどうかわからないという部分にも違法性はありません。
だから、当たりについては”信用”を考慮して購入する必要があります。運営歴が長いショップや、SNSで評判を確認してから買うべきです。
また、オリパの詳細には当たりカードの枚数や、当たり確率などが明記されている場合があるのでそちらも確認してください。
もし全口購入などで確率に相違があれば、その場合は景表法違反となります。
オリパ購入で「ひどい爆○」の事例紹介
1枚数万円のオリパを引きまくり、大量のハズレや大当たりを引きながら、最終的に総額350万円購入し数十万円の損を出した動画があります↓
カードショップの社長がオリパを購入していますが、こちらの動画はやらせではなく他店で購入したものをその場で開封しています。
有名YouTuberやインフルエンサーが大損するような動画をアップすると評判が悪くなるので、意外とこのような”爆死ネタ”は少ないのですが、ショップの名前を出しつつ、ハズレている場面も収録されています。
当然ですが、オリパはショップに利益が出るように設計されているので、大量に購入すれば相場と比較した場合には必ず損をします。
しかし、宝くじなどと同じで、もしかしたら少ない購入数で大勝ちできる可能性があり、ワクワク感を求めたり、一人勝ちを求めて購入する楽しみがあるのも事実です。
安全なオリパショップを選ぶ5つの基準
安全なオリパショップかどうかを事前に確認できればリスクを避けることができます
信用できるショップの基準は以下の5つです。
- 古物商許可証を取得しているか
- 法人orカードショップが運営しているか
- 運営歴が長いショップか
- 当たりの枚数や、はずれ保証が明記されているか
- 当たり報告や、評判がたくさんあるか
それぞれの確認方法を詳しく説明します。
古物商許可証を取得しているか
最低でも古物商許可証を取得していることを、確実に確認してください。
許可番号を付与されていなければ違法です。
古物商許可は、個人でも簡単に取れるので、それすら手続きしていない業者となると、オリパの質や信頼性も低いと言えます。
また、取引において古物商許可番号の提示を要求されたにも関わらず、提示しない場合も違法です。
ショップであればホームページなどに古物商許可番号が記載されています。番号をネットで検索して、相手の情報を確認してから購入すれば安心感も違います。
法人orカードショップが運営しているか
オリパの購入は、できれば法人会社が運営している場所で購入することをオススメします。
そうでなければ、カードショップなどの店舗運営しているお店が安心です。
個人で、SNSなどに顔も出さずに販売しているオリパは、被害につながる可能性が高いので注意が必要です。
トップ当選カードが欲しいカードだったり、当選率や保証の面で優れていても、その通りの内容であることは保証されません。
法人やカードショップであれば、信頼が第一なのでそのような不正に遭遇する可能性も低くなります。
運営歴が長いショップか
運営歴の長さは信頼の証です。特に、オリパを販売しているショップであれば「当たりが出ない」「還元率が悪い」などの噂がたってしまうだけで売上が落ちて潰れる可能性があります。
しかも、オリパはガチャ要素が高く、不満が起きやすい商品です。簡単に言えば、信頼を落としやすい業界だと言えます。
その中で長く運営していることは、信用が高く、優良なオリパを販売している可能性が高い証拠です。
法人が運営しているショップであれば、カードショップとは別に会社用のホームページを開設している場合もあるので、営業開始日を確認してください。
当たりの枚数や、はずれ保証が明記されているか
優良なオリパは、当たりの枚数や、はずれた場合にどんなカードが出るかを明記していることが多いです。
当たりの枚数が書かれていないというのは、当たりの確率がわからないのと意味は同じです。
特に、トップレア未満の2等や3等のカードやBOXの当たり個数が書かれていないと、オリパ全体の価値が著しく低い可能性があります。
また、ハズレでも、例えば1000円で最低保証500円以上のオリパと、1000円で30円程度のカードを引く可能性のあるオリパでは、リスクが大きく違います。
オリパの告知広告やポスター、オンラインオリパならイベントの画像や詳細ページに、当たりの枚数やハズレの保証があるものを選びましょう。
当たり報告や、評判がたくさんあるか
GoogleマップやSNSで、ショップの店名を検索すれば当たり報告や評判が出てきます。
評判の良し悪しに関わらず、できれば口コミの数が多いショップを選ぶことで、あなたに合ったショップを見つけやすいです。
口コミが少ないショップは単純にオリパが売れていません。オリパは完売しなければ利益が出しづらいので、その分還元率が低くなりがちです。
欲しいオリパに目星を付けたら、まずは2～3日様子を見るのも良いです。口数の減り方を確認して、ちゃんと売れていることを確認してから購入すれば失敗する可能性を減らせます。
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ポケカのオリパ購入をオススメできる人・できない人
ポケカのオリパを買わないほうが良い人、買った方が得をする人、それぞれに該当する人とその理由を説明します。
「買わないほうが良かった…」と買ってから損をしないためにも、ぜひ頭に入れておいてください。
オリパ購入をオススメできる人
以下の3つのどれかに当てはまるなら、オリパ購入をオススメできます。
- すでにまとまった枚数のカードを持っている
- レアカードや絶版カードを集めている人
- ガチャが好きな人
すでにまとまった枚数のカードを持っていて、ノーマルカードが不要な場合はレアカードを狙ってオリパを購入すると効率が良いです。
欲しいカードが当たりに含まれるオリパは、新品のパックやBOXを買うよりも効率が良い場合もあることがオリパの魅力でもあります。
レアカードだけを集めているコレクタータイプの方にも、オリパはお勧めです。
絶版になっているシリーズのカードは、中古でシングル買いをするか、オリパで当てるしか、入手する方法がありません。
まずは、オリパで高額カードを引き当てつつ他のカードもある程度集めてからシングル買いをすると、総額を低く抑えられる可能性が高まります。
シリーズごとにまとめられたオリパもあるので、手持ちが少ないシリーズならハズレても嬉しいカードが手に入るかもしれません。
オリパ購入をオススメできない人
以下の3つのどれかに当てはまるなら、オリパを買わない方が良いです。
- これからポケモンカードを始める人
- バトルがメインの人
- 絶対に損をしたく無い人
これからポケモンカードを始めるなら、まずは好きなポケモンや強いと言われているポケモンのスターターデッキの購入をオススメします。
オリパは基本的に1枚あたりのカードの価格が高いです。新品の場合1枚30〜50円ほどのカードが、安くても中古で100円ほどします。
その分当たりの確率は高いですが、レアカード収集目的で無い限り、最初からオリパを購入するのは損をしがちです。
また、ポケカをバトルメインで遊びたい方にもオススメできません。
ポケカは、プレイヤー用にレアカードのノーマル版を生産してくれています。
高騰しているレアカードのノーマルカードは、中古でも安く手に入る可能性が高いので、シングル買いで集める方が効率が良いです。
オリパは、1人勝ちして安くレアカードを手に入れられるという夢やワクワク感があるものの、基本的には損をするようにできています。
カードを引く時の演出や、大きな得ができるというメリットがあるので、ガチャ好きな方にはたまらなく楽しいです。
しかし、損をしたくない場合には、カードを選んで市場価格で購入する”シングル買い”がオススメです。
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ポケカのオリパ購入で気をつけたい３つの注意点
ここでは、ポケカのオリパを購入する際に注意すべき点を解説します。
- オリパ爆死を避けるための予防策
- 当たりの確率操作への見識を深める
- オリパ購入前に必ず確認すべき事項
それぞれを詳しく説明します。
オリパ爆死を避けるための予防策
オリパ爆死とは、オリパ購入のためにお金をつぎ込んだのに、当たりをほとんど引けず、金額よりも手に入れたカードの相場合計が大幅に低い状態に陥ることです。
オリパ爆死を避けるためには2つの点を考慮してください。
1つ目は、ハズレの最低保証が高いオリパを選ぶことです。
ハズレカードの市場相場が高い場合、優良なオリパと言われています。高額なオリパの場合は、そもそもレアカードしか封入されていないものもあります。
ただし、最低保証が高ければ、トップレアのアド幅も低めに設定される可能性があります。トップのカードの相場も確認して、もし当たりが出なかった場合にどれだけ損をするか目安を計算してからオリパを購入すれば、爆死を避けられます。
2つ目は、すでに当たりが出てしまっている可能性を考慮することです。
オリパはその性質上、序盤に当たりが出たら実際の価値は低くなります。しかし、ビジネス上当たりがすでに出ていることを公開できません。
これは、オリパを利用する人たちの暗黙の了解であり、不正や詐欺ではなく、それを前提に購入する必要があります。
「全部購入すれば当たりが出る！」という考え方は爆死を招きます。すでに当たりが無い可能性を前提にして、購入を検討しましょう。
確率操作への見識を深める
アド率や、当たりの枚数表示があるにも関わらず、その確率でカードが出ない場合は景表法（不当景品類及び不当表示防止法）違反となります。
過去に発売直後のオリパ全口購入で確率操作が発覚したこともあり、全額返金などの対応がされた事例もあります。
オリパを大量購入したり、全口購入する場合には、詳細の表記が確実ではない可能性も考慮して、問題があった場合の対処法を事前に用意しておくべきです。
詐欺行為の可能性を十分に考慮して、信頼できるオリパショップを慎重に選んでください。
オリパ購入前に必ず確認すべき事項
オリパ購入前には以下の6つの点を必ず確認してください。
- アド率
- 当たりの枚数
- はずれ保証
- 残り口数
- ラストワン賞
- キリ番賞
それぞれ詳しく説明します。
アド率
アドとはアドバンテージの略で、使った金額よりも当選したカードの相場が高いことを言います。
オリパごとにアド率が設定されている場合があります。
例えば、「にぶいち」は1/2の略語で、50％の確率でオリパの価格よりも高いカードが当選することを意味しています。
また「120％アド！」などの記載がある場合、1000円のオリパなら1200円相当のカードが当選することを意味しています。
当たりの枚数
優良なショップの場合、オリパに封入される当たりの枚数が明記されています。
特に、2位や3位の当選は、複数用意されているほど還元率が高く良いオリパである可能性が高いです。
トップレアが複数用意されている場合もあるので、当選確率や還元率を計算するためにも必ず確認してください。
はずれ保証
はずれ保証は、はずれたとしても最低◯◯円程度の相場のカードがもらえる、という最低ラインの設定です。
大きな損をしたくない場合には、はすれ保証を確認してください。
ただし、保証が無いオリパは当選カードが豪華な場合があります。バランスと目的に合わせて購入を検討しましょう。
残り口数賞
残り口数を確認して、当選カードがまだ残っているかを予測しましょう。
残り口数が少ない場合当選カードがすでに出てしまっている可能性が高くなります。
また、全体の口数も一緒に確認して、当選確率を計算する参考にしましょう。
ラストワン賞
最後の1枚を購入するともらえるカードが設定されている場合があります。これをラストワン賞と呼びます。
ラストワン賞を狙う場合、残りのオリパを全口購入すれば獲得できます。
残り口数が少ないオリパの場合、還元率に大きな影響が出るので必ず確認してください。
キリ番賞
キリ番賞とは、特定の残り口数で購入したときにもらえる当選カードのことです。
例えば1万口あるオリパの場合、1000枚ごとに中当たり程度のカードが用意されている場合があります。
キリ番賞やラストワン賞があることで、残りの口数に関わらずオリパを楽しむことができます。
ポケカのオリパに関するよくある質問
ポケカのオリパを購入する際によくある質問をまとめました。
オリパは違法性があるのか？
オリパを販売すること自体に違法性はありません。
ただし、中古カードを販売するので、売買するには古物商許可証が必要です。オリパを購入する際には必ず許可番号を確認してください。
また、当たり確率が表記されているものと違う場合も違法です。評価や口コミを確認して、当選確率に問題がありそうなショップからは買わないようにしてください。
ポケカの転売は違法ですか？
転売は違法ではありません。しかし、ユーザーが買いたい時に買えなくなる状態は迷惑です。
2024年初頭からポケカの生産が増えて、オンラインショップ「ポケモンセンター」で買えるようになってきています。
コンビニなどの店舗販売でも「一人〇個まで」とか、「学生証提示が必要」などの処置をすることで、子供が優先的に買えるように工夫しています。
株式会社ポケモンは、プレイヤーも、コレクターも、投資家も、ビジネス目的でも、すべての人がポケカを楽しめるようにバランスを取る努力をしています。
”買い占め”などの迷惑行為を防止しつつ、一般の方も、商売をする方も楽しめる環境になってきているのが現状です。
メルカリでオリパは販売禁止ですか？
メルカリでオリパを販売する行為は原則禁止されています。
ただし、特定のアカウントでは許可されています。許可されている店舗は以下のメルカリ公式ページよりご確認ください。
ほぼすべてのショップでオリパ販売が禁止されているので、メルカリで個人がオリパを販売しているのを見かけても購入はおすすめできません。
そもそも禁止されている理由は問題が多発したからです。特に、ポケカ新商品の発売前に、レア度の高いカードが出品されるなどの違反が目立ち、メルカリ＆ポケカ公式が協力して出品を禁止するに至りました。
同様に、相手の名前や情報が記載されていないSNSからの購入もお勧めできません。
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